今治謹製 千歳はんかち

日本で昔から受け継がれ、日々の暮らしに寄り添う美しい針仕事、『模様刺し』。その紋様は連続して長く繋がっていく事から縁起が良いと好まれています。
千歳ハンカチのブランドロゴは◇を５個、組み合わせたロゴマークです。これは５つの和模様柄のタオルハンカチが美しく重なり合い繋がっていき、「千歳」（千年、また、長い年数）につづくという意味が込められています。
※日本の模様刺し
規則的なパターンを繰り返す幾何学文様の刺繍。身近な動植物などの具象文様であったり、単純な並縫いであったりと多種多様です。子の成長、豊作、魔よけ、商売繁盛など、願いや祈りを込められ受け継がれてきた針仕事です。

歴史ある繊維の町「今治」。染め、織り、洗い等、多くの工程に知恵と技術が息づき、伝統を受け継ぐだけでなくその技術を弛まぬ努力で発展させる職人達。そんな今治の知恵と匠の技で織り上げたこだわりの逸品が今治謹製です。ブランドネームの「今治謹製」とは、今治産地と職人が丹精込めて作り上げたという意味。柔らかさ、吸水性、耐久性を追い求め織り上げられたタオルハンカチをお楽しみください。

今治タオル産地では品質を確実に保証するため、「今治タオル工業組合」が認める独自の品質基準に合格したものでなければブランドマークの使用を認めていません。「今治謹製千歳はんかち」は今治タオルブランド認定商品です。

瀬戸内海の島々を結ぶ、しまなみ海道を渡った四国の玄関口、今治。古くから織物業で栄え、現在では日本最大級のタオル生産量を誇ります。

温暖な風土に恵まれたこの土地では、古くは奈良時代の絹織物、江戸時代には綿織物、そして明治時代からはタオルの生産が始まります。やがて高級ジャガードタオルが開発され、その受け継がれてきた伝統と匠たちの技術を今日まで進化させてきました。

綿糸がタオルになるまでの過程の晒しや染色の工程では大量の水が必要になり、今治の良質な水が使われています。その水質は柔らかい軟水で今治タオルのソフトな風合いや吸水性に欠かせない存在となっています。